星を見る双眼鏡にはどんなタイプがある?

星を見る双眼鏡にはどんなタイプがある?

星を見る双眼鏡には、ダハ型やポロ型などのタイプがあります。
これは双眼鏡が使用している正立プリズムの種類によるもので、もっとも一般的とされるダハ型はスリムな外観が特徴です。
対物レンズと接眼レンズが一直線に並んでおり、高価ではあるもの使いやすい双眼鏡として親しまれています。
一方でポロ型は大きめの機種が多く、対物レンズと接眼レンズが一直線ではありません。
昔ながらのイメージに最も近く、手頃な価格で購入することができるようになっています。
これらのタイプ以外にもガリレオ式と呼ばれる機種が存在しており、こちらはオペラグラスの名称でも親しまれています。
対物レンズと接眼レンズの組み合わせ方が特徴的で、星空双眼鏡の名称でも呼ばれる機種です。
昨今では技術の進歩によりデジタル制御を取り入れたものも登場しており、都合や予算に合わせて選択することができます。
手ブレが気になる場合にはデジタル制御で手ブレを軽減できる機種もおすすめです。

双眼鏡を最初に買うときのポイントについて

バードウォッチングなどをするときに必要な双眼鏡。
最初に買うときにはどのような双眼鏡を買っていいのかわからないケースがあります。
初めて双眼鏡を選ぶときのポイントは、まず倍率を12倍のものにすることです。
倍率とは見る対象を覗いたときに、肉眼と比べてどのくらいの大きさに見えるかという割合のことです。
例えば、4倍の双眼鏡で400メートル先のものを見た場合に100メートルまで近づいて肉眼でみた状態とほぼ同じことになります。
倍率は高ければ高いほど良いと考えがちですが、そうではありません。
倍率が高くなると視野が狭くなったり、手振れの影響が大きくなったりするデメリットがありますので最初は12倍ものを選ぶとよいです。
次に広い範囲を見ることが多い場合は、広視界のものを選ぶのがポイントです。
広視界とは対象を覗いたときに、その視界がどのくらいの角度に広がって見えるかを表しています。
見掛け視界が大きいと高倍率でも実視界が広くなり、迫力が増します。

双眼鏡に関する情報サイト
双眼鏡を買う前に

使いやすさと持ち運びのしやすさがメリットの双眼鏡は、レンズの倍率で見える範囲や距離、明るさが大きく異なります。天体観測やバードウォッチングなど、それぞれの目的ごとに適した倍率が変わるので注意が必要です。値段の安さだけで判断をして低い倍率のレンズを選んだ結果、視界が暗い、ボヤけて見えるなどの失敗をする人もいます。8倍レンズは、値段も手ごろで明るさや距離も含めて、幅広いシーンで使えるので初心者向きです。

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